2）非常用セット/フラッシュライトの可能性～PELICAN NO.3314 キセノン電球モジュール

電球の交換や風防の取り外しによる変化をまとめてみました。

純正のクリプトン電球での照射。

電球の出来の悪さが配光ムラになって現れています。

出来の良い物だともう少し綺麗な配光にはなりますが、クリプトン電球で一般的なトンガリ頭の形状だと、どうしても多少は癖の有る配光になる様です。

更に風防中心部の凸レンズの影響も多少有ると思われます。

「PELICAN」NO.3314 キセノン電球モジュールに交換。

配光ムラと明るさが、かなり改善しました。

風防中心部にある凸レンズの影響が中心光に現れています。

更に風防を取り外したところ。

風防中心部にある凸レンズの影響が無くなり、風防内側の反射や屈折率の影響、その他の影響も無くなります。

非常に綺麗な配光です。

目視では中心光の明るい部分の直径がもう少し小さく、画像の様に明暗2段階の様な照射ではなく、中心光と周辺光の境目に向かって中心から明るさがフワッと減衰している様子で、“非常に良い”と評価出来ます。

風防を取り外した状態で2m程度先を照射したところ。

目視ではもう少しフワッとした配光で、「MAGLITE」2AA電球モデルよりも遥かに上質な配光と明るさが有ります。