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Channel: ☆楽しいフラッシュライトの世界☆ 懐中電灯と共に♪
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MAGLITE 2AA~電球モデルお手軽チューニング

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配光を変えるディフューザーに類似したチューニングです。

今回は「MAGLITE」2AA電球モデルを使用。

ヘッドを回すと点灯し、更に回してフォーカス調節が可能な操作は今でも優秀な操作方法のひとつではないでしょうか。


イメージ 1

「Scotch」メンディングテープを使用したチューニングやメーカーは不明ですが、医療用のサージカルテープを使用したチューニングを以前記事にしましたが、今回は「DAISO」で幅広(25mm)のサージカルテープを見付けたので試してみました。

以前の記事で使用したサージカルテープよりも薄くて光の透過率も高いです。

「MAGLITE」は簡単に風防が取り出せます。

そこにサージカルテープを貼り付ける訳ですが、サージカルテープ裏側粘着剤の化学反応が分からないので、心配な場合は適当な透明板から切り出した物にサージカルテープを貼るのも良いかと思います。

同時に滑り止めとしての実力も確認する為に、エンドキャップ近くに貼ってみたところ、元々の滑り止め加工以上に効果が有りました。

先ずは純正風防(レンズ)越しの配光を確認。


イメージ 2

点灯ポイントではワイド配光。

この配光を“味が有る” “電球らしい”と表現する事も出来ますが、更に整った配光を目指します。

様々なムラが有り、中心にはダークスポットが発生します。

中心が最も必要な場所にも関わらず、この様な配光ですから、スポット寄りに調節したくなります。


イメージ 3

最もスポットにしたところ。

少し中心光が流れたりもします。

スポットを過ぎると、再び中心にダークスポットが現れます。

次にサージカルテープを貼ったレンズの場合。


イメージ 4

点灯ポイント。

かなり見易くなりました。

距離が近いと多少はサージカルテープのパターンが投影されますが、あまり気にならないかも知れません。


イメージ 5

最もスポットにしたところ。

スポットが正方形みたいな形になって見えますが、目視では特に明るい部分が十字形に見えます、サージカルテープのパターンの影響でしょうか。

最もスポットにした所を過ぎると、十字の様な形が崩れながら中心光が少し広がって丸みが増し、なかなか使い易い配光になります(次回記事)。



「MAGLITE」2AA電球モデルは強い光を期待する事は出来ませんが、その分、無段階に配光と明るさが微妙に変化して非常に細やかな調光が可能で、色も鮮やかに見えます。

アウトドア用途や検査等で弱い光が必要な場合や、暖かみのある光を好む場合には、とても使い勝手の良いモデルだと思います。

時代の流れもあり、電球モデルは展示処分価格で販売されている事も有り、その場合には更に気軽に入手し易いと思います。

LEDモデルしか使用した事の無い方にも、是非一度使って貰いたいモデルですねぇ。

LED化して楽しむ方法も有りますが、電球を生かしたまま、この様なチューニングで手軽に楽しむのも面白いと思います。

このまま使用するつもりです。



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