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Channel: ☆楽しいフラッシュライトの世界☆ 懐中電灯と共に♪
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ELPA GA-LED3,0V 連続点灯テスト

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先日入手した「ELPA」LED交換球ですが、製品の詳細を見ても点灯時間の記載がありません。

点灯時間が分からないと、どんな電池を使うのが適当なのか検討する事も出来ません。

例えば「MAGLITE」単1形モデルに組み込んで使用する場合では、単1形アルカリ電池が必要なのか、それよりも点灯時間が短いが3割程度軽量な単1形マンガン電池でも十分なのか、更に軽量な単3形アルカリ電池やランニングコストにも優れる充電池も選択肢に入るのか?

そこで連続点灯を試してみました。


イメージ 1

LED交換球は2セル(3,0V)用で発光色は白色。


イメージ 2

画像はイメージです。

実際の測定では、フォーカス調節を1m先で最もスポットにした状態からやや散らしてゆき、中心に比較的明るい範囲が広がりながらも中心にダークスポットが現れる手前の状態に固定しました、近距離で使用する事を想定したのと、スポットにすると明る過ぎて測定限界を超えてしまう問題もあるからです。

測定値はスマートフォンの照度計アプリを使用して1m先のピークを丁寧に手作業で探ってみた数値です(定点測定ではありません)。


イメージ 3

電源には実際の運用で希望するニッケル水素充電池を使用しました。

今回は何かとテストに使用している「OHM」ニッケル水素充電池 1.200mAh(min)を満充電して使用し、点灯1分後に計測を開始しました。

1分後 2.712lx
1時間40分後 2.248lx
3時間後 2.378lx
5時間後 2.025lx
5時間40分後 882lx

スタート時は2,8V程度の電圧があるせいか高めの数値です、公称値1,2V×2本の2,4V程に落ち着いてからは、ほぼ安定の2.000lx前半になったと思われます。

3時間後にはやや照度が上がっていますが、1時間40分後の時にピーク値を探し出せなかった可能性もあります。

5時間40分後にはチラツキが始まり、一気に暗くなりましたから、5時間程度がリアリティのある実用点灯時間と言えると思います。

LEDを装着して電流を測定してみたら0,24Aでしたから、やはり5時間程度が目安かと思います。

純正クリプトン電球を装着して電流を測定してみたら0,75Aでしたから、LEDだと3倍程度に点灯時間が延びるというところでしょうか。

それから、純正クリプトン電球には2-cellの刻印しかなかったのですが、0,75Aタイプである事も分かりました、どおりで一般的に多い0,5Aタイプよりも明るい訳です。

5時間を実用点灯時間とした場合の単純計算では「PANASONIC」eneloop充電池の単3形に置き換えると、ハイエンドモデルの2.450mAhだと10時間10分程度、スタンダードモデルの1,900mAhだと7時間50分程度、単1形5.700mAhだと23時間40分程度使用出来る事になります。

総重量については、「PANASONIC」単1形アルカリ電池スタンダードタイプでは641g、「PANASONIC」単3形eneloop proでは476gと前者の約25%も軽量化が可能になります。

前者から電池を1本抜いて、エンドキャップを取り外すと後者に近い468gになりますから、それから後者の重量を想像する事が出来るかと思います。

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