ロータリースイッチ式無段階調光(1スイッチ)に惹かれて入手しました。
セール特価で、本体価格実質3000円台の試算でしたから、勢いでイケました(笑)、しかも保証は5年間!
サイドスイッチの一種で有るロータリースイッチを搭載し、点灯→調光→消灯の操作を持ち替えする事無く一連の流れの中で行え、調光は無段階で、上下も自由自在! 順手持ち、持ち歩き用途に期待の出来る設計だからです。
また、調光範囲は、一般的に必要最小限の明るさから、必要十分な明るさまでを備えている事(0,5-1000lm)、この範囲なら、明る過ぎる、暗過ぎると言う不満無く、丁度良い明るさに設定出来ます。
必ず〔Moonlight〕モードからスタートするので安心です。
サイドスイッチモデルには欲しいロックアウト機能も、例外無ければ可能だろうと予想しました。
垂直照射可能なのも見逃せません、テールスイッチが存在しないので、テールスイッチの操作性との関係も有りません、切り欠きは僅かなので、テールスイッチに切り欠き付きガードが有る機種よりも安定性に優れています。
シリーズ展開で数機種有りますが、最も単機能なのがこの機種で、点灯機能のみ!
この個体は、販売店特注LEDが搭載され、光束値は量産品サンプルよりも高く、色温度(範囲上限5700K程度?)等も多少違う様です。
リフレクターは[NITECORE]らしく、スムースリフレクター(SMO)ですが、かなり浅いのは[NITECORE]にしては珍しい気がします。
そのお陰も有ってか、周辺光照射角は“ウルトラワイド”です。
距離50cmで、周辺光径103cm程度有ります。
例えば[OLIGHT]S30R BATON2(CREE XM-L2)で、周辺光73cm程度ですが、これが標準的な数値です。
キセノン電球なら、“ワイド~ウルトラワイド”は珍しく有りませんが、このクラスのLED仕様で、リフレクターによる照射で、ここまでの物は初めてです(追加機種の画像参照)。
ズームレンズでも、これより狭い照射角の機種は沢山有ります。
対して、中心光は、程々に効いています(8600cd/1000lm時)。
中心光は大きめで、見易さは有りますが、綺麗な同軸の円形では無く、四角形に近い形状で、モヤモヤとしています(少し不満部分)。
光色は、結構緑色掛かっていて、もっとスッキリとした白色ならと思いますが、自然界では不気味さが無い分マシなのかも。
時計回りに慎重に回すと、カチッと感触が有り、そこから極僅か回すと点灯(光束0,5lm程度)します。
12時位置を基準に、1時辺りで点灯、一杯まで回して、7時30分辺りで〔Turbo〕モード。
消灯位置から〔Turbo〕まで、225°程度。
回し始めから、回す量に比例して明るくなる様な感覚で操作出来るところは良く出来ていると思います。
回し切った位置から少し手前の範囲(-70°程度)では、明るさの違いを感じませんから、感覚的には、回し切る手前から頭打ちになる感じです。
225°程度よりも小さなアクションで、事実上の最大光量に達するとも言えますが、心理的には中途半端な位置で止める事を避けて、回し切ってしまうかと思います。
試しに電流を確認しながら回し切った位置から少しずつ戻してみると、暫く電流の変化が無かったので、実際の照射も変化が無い様です。
回し切った位置で、満充電時に2,25A(※)流れていました。
※ リチウムイオン充電池[NITECORE] NL1835(18650/3500mAh 満充電4,20V)を使用。
フラッシュライトを握り、親指でロータリースイッチの下側を押し回すと
、一度のアクションで回し切れます。
握った手を緩める事が無いので、この操作性には安心感が有ります 。
ロータリースイッチの軸ぶれが無く、回転には適度な重みが有り、しかし回転自体は滑らかで、このスイッチは上出来だと思います。
また、ロータリースイッチがコンパクトなところや、従来機の様に磁石を使用していないところ、この機種に限ってですが、点灯/消灯と調光が一連の操作で行えるところも高く評価したいと思います。
〔Turbo〕モードについては、他機種と同じく過熱からLEDを保護する為に、自動減光機能が働く筈ですが、ロータリースイッチは回し切ったままですから、どうなるのか確認してみました。
フラッシュライトを天井に向け、距離1,5m程度で照射して、その反射光をフラッシュライトの近くに置いた照度計(スマートフォンアプリ)でモニターしました。
電流をモニターするのは、配線類が不十分で、接続が不安定になりそうでしたのでパスしました。
リチウムイオン充電池 [OLIGHT]ORB-186C35(18650/3500mAh 満充電4,18V)を使用。
単位はlx。
点灯開始10秒後 65
1分後 63
2分後 62
3分後 62・・・60
4分後 59→50
5分後 50→28
6分後 28→30→36→42
7分後 42→44
8分後 44→43
9分後 43→43
10分後 43 測定終了
3分後の照度降下は単に電圧降下による影響なのか、減光機能の始まりなのか分かりませんが、4分後からは緩やかに照度降下が始まり、5分後からは急に照度降下しています。
6分後からは、照度上昇を始めました。
7分後からは安定しています。
単に照度降下して終わりでは無く、落ち着いたら、直ぐに回復を行う様です。
消灯時に、ロータリースイッチを回すと、反時計回りなのに、回し切った位置よりも明るくなりました。
但し、勢い余って消灯してしまったので、再度確認してみると、少しロータリースイッチを反時計回りに回すと、制御が解除される様です。
照度計では〔Turbo〕の照度を示していました。
そこから今度は時計回りに回して、回し切った位置でも勿論〔Turbo〕の照度です。
更に確認しました。
リチウムイオン充電池 [NITECORE] NL1835(18650/3500mAh 満充電4,20V)を使用。
照度が下がった時点から、クーリングファンで空冷しました。
すると、徐々に照度が上がり、何と60lxまで上昇。
この時点で、電圧降下していますから、60lxは、〔Turbo〕モードに回復したと考えても良さそうです。
機能は自動減光だけでは無かった様です。
こうなると、更に疑問が生まれ、最初からクーリングファンで空冷したら自動減光機能は働くのか?
これについては、改めて確認してみる事にして、確認次第追記する予定とします。
また、外せる事により、他に合うボディと入れ替えたりも・・・♪
ヘッドは半艶、バッテリーチューブとテールキャップは艶消しでした。
ヘッド以外は、旧型EC20の使い回し部品だと思われます。
そのせいか、[NITECORE]製品は、外観に限っては、新製品なのに、いまひとつ新鮮味に欠ける事が有ります。
特にハイドレインタイプの充電池を必要としないので、充電池に広く対応しますから、既に所有している充電池を利用する事も出来ますし、ローテーションも行い易いと思います。
CR123A×2本も使用出来るので、必要に応じて選択出来ます。
コストダウンなのか、CR123A×2本を18650サイズに変換するスリーブが付属しないのは残念です。
クリップは付属します。
ホルスターも付属しますが、何かの使い回しなのか、いまひとつ相性悪く、やたらと長いベルクロテープに対して、蓋側は1cmくらいしか貼り付きませんし、側面のサポート深さが低くガラ空きなので、蓋を確りと閉じないと、はみ出したり、飛び出してしまいそうです。
メーカー名と品番が印刷された部分は真裏になります。
変に斜め位置にならないので、有る意味“当たり”と言っても良いですが、印刷位置が逆の関係なら、“大当たり”でした。
このロータリースイッチ式無段階調光(1スイッチ)は、用途さえ合えば、究極のUIと言う感さえ有ります。
操作には、高い力を必要とせず、一連の操作で、最低値から最大値まで自由自在に操れます。
他人に貸す場合も、簡単な説明で済み、貸して貰った方も、説明を直ぐに理解して、調光操作に不慣れ方でも、直ぐに使いこなせると思います。
ロックアウトは、テールキャップを捻るだけの直感操作なのも良いところ、しかも暗闇の中で素早く行えます。
変にUSB充電式だったりして、充電コネクターに防水キャップなんかが付いていないのも良い感じ。
防水性はIPX8、土砂降りの中でも使用可能、多少の水没も可能。
中心光の形状や光色がちょっとアレなんですが、総合的には良さそうですし、メインの1本になりそうな予感がしています。
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セール特価で、本体価格実質3000円台の試算でしたから、勢いでイケました(笑)、しかも保証は5年間!
サイドスイッチの一種で有るロータリースイッチを搭載し、点灯→調光→消灯の操作を持ち替えする事無く一連の流れの中で行え、調光は無段階で、上下も自由自在! 順手持ち、持ち歩き用途に期待の出来る設計だからです。
また、調光範囲は、一般的に必要最小限の明るさから、必要十分な明るさまでを備えている事(0,5-1000lm)、この範囲なら、明る過ぎる、暗過ぎると言う不満無く、丁度良い明るさに設定出来ます。
必ず〔Moonlight〕モードからスタートするので安心です。
サイドスイッチモデルには欲しいロックアウト機能も、例外無ければ可能だろうと予想しました。
垂直照射可能なのも見逃せません、テールスイッチが存在しないので、テールスイッチの操作性との関係も有りません、切り欠きは僅かなので、テールスイッチに切り欠き付きガードが有る機種よりも安定性に優れています。
シリーズ展開で数機種有りますが、最も単機能なのがこの機種で、点灯機能のみ!
この個体は、販売店特注LEDが搭載され、光束値は量産品サンプルよりも高く、色温度(範囲上限5700K程度?)等も多少違う様です。
リフレクターは[NITECORE]らしく、スムースリフレクター(SMO)ですが、かなり浅いのは[NITECORE]にしては珍しい気がします。
そのお陰も有ってか、周辺光照射角は“ウルトラワイド”です。
距離50cmで、周辺光径103cm程度有ります。
例えば[OLIGHT]S30R BATON2(CREE XM-L2)で、周辺光73cm程度ですが、これが標準的な数値です。
キセノン電球なら、“ワイド~ウルトラワイド”は珍しく有りませんが、このクラスのLED仕様で、リフレクターによる照射で、ここまでの物は初めてです(追加機種の画像参照)。
ズームレンズでも、これより狭い照射角の機種は沢山有ります。
対して、中心光は、程々に効いています(8600cd/1000lm時)。
中心光は大きめで、見易さは有りますが、綺麗な同軸の円形では無く、四角形に近い形状で、モヤモヤとしています(少し不満部分)。
光色は、結構緑色掛かっていて、もっとスッキリとした白色ならと思いますが、自然界では不気味さが無い分マシなのかも。
時計回りに慎重に回すと、カチッと感触が有り、そこから極僅か回すと点灯(光束0,5lm程度)します。
12時位置を基準に、1時辺りで点灯、一杯まで回して、7時30分辺りで〔Turbo〕モード。
消灯位置から〔Turbo〕まで、225°程度。
回し始めから、回す量に比例して明るくなる様な感覚で操作出来るところは良く出来ていると思います。
回し切った位置から少し手前の範囲(-70°程度)では、明るさの違いを感じませんから、感覚的には、回し切る手前から頭打ちになる感じです。
225°程度よりも小さなアクションで、事実上の最大光量に達するとも言えますが、心理的には中途半端な位置で止める事を避けて、回し切ってしまうかと思います。
試しに電流を確認しながら回し切った位置から少しずつ戻してみると、暫く電流の変化が無かったので、実際の照射も変化が無い様です。
回し切った位置で、満充電時に2,25A(※)流れていました。
※ リチウムイオン充電池[NITECORE] NL1835(18650/3500mAh 満充電4,20V)を使用。
フラッシュライトを握り、親指でロータリースイッチの下側を押し回すと
、一度のアクションで回し切れます。
握った手を緩める事が無いので、この操作性には安心感が有ります 。
ロータリースイッチの軸ぶれが無く、回転には適度な重みが有り、しかし回転自体は滑らかで、このスイッチは上出来だと思います。
また、ロータリースイッチがコンパクトなところや、従来機の様に磁石を使用していないところ、この機種に限ってですが、点灯/消灯と調光が一連の操作で行えるところも高く評価したいと思います。
〔Turbo〕モードについては、他機種と同じく過熱からLEDを保護する為に、自動減光機能が働く筈ですが、ロータリースイッチは回し切ったままですから、どうなるのか確認してみました。
フラッシュライトを天井に向け、距離1,5m程度で照射して、その反射光をフラッシュライトの近くに置いた照度計(スマートフォンアプリ)でモニターしました。
電流をモニターするのは、配線類が不十分で、接続が不安定になりそうでしたのでパスしました。
リチウムイオン充電池 [OLIGHT]ORB-186C35(18650/3500mAh 満充電4,18V)を使用。
単位はlx。
点灯開始10秒後 65
1分後 63
2分後 62
3分後 62・・・60
4分後 59→50
5分後 50→28
6分後 28→30→36→42
7分後 42→44
8分後 44→43
9分後 43→43
10分後 43 測定終了
3分後の照度降下は単に電圧降下による影響なのか、減光機能の始まりなのか分かりませんが、4分後からは緩やかに照度降下が始まり、5分後からは急に照度降下しています。
6分後からは、照度上昇を始めました。
7分後からは安定しています。
単に照度降下して終わりでは無く、落ち着いたら、直ぐに回復を行う様です。
消灯時に、ロータリースイッチを回すと、反時計回りなのに、回し切った位置よりも明るくなりました。
但し、勢い余って消灯してしまったので、再度確認してみると、少しロータリースイッチを反時計回りに回すと、制御が解除される様です。
照度計では〔Turbo〕の照度を示していました。
そこから今度は時計回りに回して、回し切った位置でも勿論〔Turbo〕の照度です。
更に確認しました。
リチウムイオン充電池 [NITECORE] NL1835(18650/3500mAh 満充電4,20V)を使用。
照度が下がった時点から、クーリングファンで空冷しました。
すると、徐々に照度が上がり、何と60lxまで上昇。
この時点で、電圧降下していますから、60lxは、〔Turbo〕モードに回復したと考えても良さそうです。
機能は自動減光だけでは無かった様です。
こうなると、更に疑問が生まれ、最初からクーリングファンで空冷したら自動減光機能は働くのか?
これについては、改めて確認してみる事にして、確認次第追記する予定とします。
また、外せる事により、他に合うボディと入れ替えたりも・・・♪
ヘッドは半艶、バッテリーチューブとテールキャップは艶消しでした。
ヘッド以外は、旧型EC20の使い回し部品だと思われます。
そのせいか、[NITECORE]製品は、外観に限っては、新製品なのに、いまひとつ新鮮味に欠ける事が有ります。
特にハイドレインタイプの充電池を必要としないので、充電池に広く対応しますから、既に所有している充電池を利用する事も出来ますし、ローテーションも行い易いと思います。
CR123A×2本も使用出来るので、必要に応じて選択出来ます。
コストダウンなのか、CR123A×2本を18650サイズに変換するスリーブが付属しないのは残念です。
クリップは付属します。
ホルスターも付属しますが、何かの使い回しなのか、いまひとつ相性悪く、やたらと長いベルクロテープに対して、蓋側は1cmくらいしか貼り付きませんし、側面のサポート深さが低くガラ空きなので、蓋を確りと閉じないと、はみ出したり、飛び出してしまいそうです。
メーカー名と品番が印刷された部分は真裏になります。
変に斜め位置にならないので、有る意味“当たり”と言っても良いですが、印刷位置が逆の関係なら、“大当たり”でした。
このロータリースイッチ式無段階調光(1スイッチ)は、用途さえ合えば、究極のUIと言う感さえ有ります。
操作には、高い力を必要とせず、一連の操作で、最低値から最大値まで自由自在に操れます。
他人に貸す場合も、簡単な説明で済み、貸して貰った方も、説明を直ぐに理解して、調光操作に不慣れ方でも、直ぐに使いこなせると思います。
ロックアウトは、テールキャップを捻るだけの直感操作なのも良いところ、しかも暗闇の中で素早く行えます。
変にUSB充電式だったりして、充電コネクターに防水キャップなんかが付いていないのも良い感じ。
防水性はIPX8、土砂降りの中でも使用可能、多少の水没も可能。
中心光の形状や光色がちょっとアレなんですが、総合的には良さそうですし、メインの1本になりそうな予感がしています。
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